好調だった組入れ資産は?
国内リートが最も堅調な組み入れ資産
2018年1月~11月までの組入れ資産(ファンド)のパフォーマンスを見ると、国内リートが+12.9%と最も良好な結果となりました。また、国内債券も+0.1%とプラスを維持しましたが、それ以外の資産はマイナスとなりました。
2018年を振り返ると、年初は昨年から続く良好な市場環境を受け、株式を中心にプラスとなりましたが、2月以降は、米中貿易戦争懸念の高まり等を受け、株式市場は下落しました。また、米国金利の上昇は債券市場にマイナスの影響を与えるだけでなく、株式市場も押し下げました。
一方、プラスとなった国内リートは、2017年の下落を受け割安感が高まったことに加え、魅力的な利回り水準が好感されたことや、株や債券との相関が低いことが好感され、数少ないプラス資産となりました。
以下の表は、楽ラップが投資をしている組入れファンドの2018年1月~11月までのリターン一覧になります。
<楽ラップ投資対象ファンドのリターン(2018年1月~11月)>
ファンド名称 | アセットクラス | 年初来パフォーマンス |
---|---|---|
たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> | 国内リート | 12.9% |
ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン | 国内債券 | 0.1% |
たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> | 先進国リート | -0.1% |
ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン | 先進国株式 | -0.6% |
ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン (為替ヘッジあり) |
先進国株式(ヘッジあり) | -0.9% |
ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン (為替ヘッジあり) |
先進国債券(ヘッジあり) | -2.1% |
ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン | 先進国債券 | -3.1% |
ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン (為替ヘッジあり) |
先進国債券(ヘッジあり) | -3.7% |
ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン | 新興国債券 | -6.0% |
ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン | 国内株式 | -6.5% |
ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン | 新興国株式 | -11.7% |
たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> | 新興国株式 | -12.1% |
- 上記は過去の実績であり、将来のリターンを示唆・保証するものではありません。
- 楽ラップでは定期的に資産配分や投資対象ファンドを見直します。よって、今後投資対象ファンドが変更になることもあります。
各ファンドへの寄与度で見ても国内リートが最も貢献
楽ラップは9の運用コースを設定しており、16の質問を通してお客様に最適の運用コースを提案しています。
下記の表は、2018年1月~11月の運用コース毎のリターンに対する、アセットクラス別の寄与度です。どのアセットクラスが、リターンに対して寄与しているかを示しているものです。
ご覧いただくとお分かりの通り、前述の組入れファンド別リターンと同様に、国内リートが全運用コースに対してプラスに寄与しました。一方、株式や債券はマイナスの影響となりました。
今回は組入れファンドのリターン、寄与度をご紹介しましたが、ファンドやアセットクラスによって動きはまちまちとなっています。仮にこの期間に国内株式だけに投資をしていたら、マイナス幅はラップで運用するよりも大きくなっていたと考えられます。ここからも資産を分散することの重要性がお分かりいただけるのではないでしょうか。 楽ラップでは長期的に安定的なリターン獲得を目的に資産配分を決定し運用を行っています。ただし、市場動向によっては、今回ご紹介したようにマイナスになる局面もあります。そこで重要なのは適切な資産配分で分散することであり、市場が下落する局面で、マイナス幅を小さくすることだと考えています。
短期的な動きも気になるとことですが、ぜひ中長期的な視点で楽ラップに投資をいただければと思います。
<アセットクラス別のリターン寄与度(2018年1月~11月)>
1000100 | 1000200 | 1000300 | 1000400 | 1000500 | 1000600 | 1000700 | 1000800 | 1000900 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国内株式 | -0.4% | -0.9% | -1.4% | -1.9% | -2.3% | -0.9% | -1.4% | -1.9% | -2.3% |
先進国株式 | 0.0% | 0.0% | -0.1% | -0.2% | -0.3% | 0.0% | -0.1% | -0.2% | -0.3% |
先進国株式 (為替ヘッジあり) |
0.0% | -0.1% | -0.2% | -0.2% | -0.3% | -0.1% | -0.2% | -0.2% | -0.3% |
新興国株式 | -0.5% | -0.8% | -0.8% | -0.8% | -0.8% | -0.8% | -0.8% | -0.8% | -0.8% |
国内債券 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先進国債券 | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% |
先進国債券 (為替ヘッジあり) |
-1.1% | -0.9% | -0.7% | -0.3% | 0.0% | -0.9% | -0.7% | -0.3% | 0.0% |
新興国債券 | -0.3% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% | -0.1% |
国内リート | 0.6% | 0.5% | 0.5% | 0.4% | 0.4% | 0.5% | 0.5% | 0.4% | 0.4% |
先進国リート | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
- 上記は過去の実績であり、将来のリターンを示唆・保証するものではありません。
- 上記は、楽ラップの各運用コースにおけるファンドの組れ比率を基に算出しています。上記は少数第2位以下を四捨五入して表示しています。
楽天証券ラップサービスは、国内投資信託および外国投資信託等を主な投資対象として運用を行うため、投資元本は保証されるものではなく、これを割り込むことがあります。
また、お客様には運用にかかる費用等をご負担いただきます。費用等には、直接ご負担いただく費用(投資顧問料(投資一任フィー)及び管理手数料(ラップフィー))と、間接的にご負担いただく費用(投資対象に係る費用)があります。
楽天証券ラップサービスの手数料体系には固定報酬型と成功報酬併用型があり、固定報酬型では投資顧問料(投資一任フィー)と運用管理手数料(ラップフィー)の合計が最大で運用資産の0.715%(税込・年率)、成功報酬併用型では投資顧問料(投資一任フィー)と運用管理手数料(ラップフィー)の合計が最大で運用資産の0.605%(税込・年率)+運用益の積み上げ額の5.50%(税込)となります。このほかに間接的にご負担いただく費用は、投資信託では運用管理費用として、信託報酬 (最大で信託財産の0.330%(概算)(税込・年率)。但し、楽天証券ラップサービスで投資する投資信託が投資対象とする他の投資信託の信託報酬等を加えた実質的な運用管理費用は最大で信託財産の0.682%(概算)(税込・年率)です。)、信託財産留保額(最大で信託財産の0.15%(概算))、その他費用をご負担いただきます。
これらの費用の合計額および上限額については、資産配分比率、運用状況、運用実績等に応じて異なるため、具体的な金額・計算方法を記載することができません。詳しくは、契約締結前交付書面および目論見書等でご確認ください。なお、楽天証券ラップサービスにはクーリング・オフ制度は適用されません。
金融商品仲介業者を通じてお申込みいただいたお客様は、ご担当者までお問合せください。